HABエクスポートツールの制限事項についてご案内いたします。
- AddressLookへインポートする際の制限事項
- 出力されるCSVファイルとログファイルの保存形態について
- 未設定で表示される項目について
- CSVファイルに出力されないデータについて
- UserItem列にて想定した内容が出力されない
AddressLookへインポートする際の制限事項
HABエクスポートツールにて出力したCSVファイルをAddressLookにインポートする際は、事前にAddressLook内のデータをすべて削除する必要があります。
出力されるCSVファイルとログファイルの保存形態について
CSVファイルとログファイル共に保存形態は上書き保存となります。そのため、HABエクスポートツール実行時に前回の情報は削除されます。必要に応じて、実行後のファイルの退避またはファイル名の変更等をお願いいたします。
未設定で表示される項目について
以下の項目は、Microsoft Entra IDに関連項目が存在しないため、未設定(空文字)でCSVファイルが出力されます。そのため、AddressLookにCSVファイルをインポートした際も、該当項目は未設定となります。
- DisplayNameKana:表示名(フリガナ)
- SnKana: 姓(フリガナ)
- GivenNameKana:名(フリガナ)
また、以下の項目が未設定の場合は、該当項目が未設定(空文字)でCSVファイルに出力されます。
- Priority:表示順(0~999999)
CSVファイルに出力されないデータについて
以下の項目は、Microsoft Entra IDにて未設定の場合、CSVファイルにデータが出力されません。
- DisplayName:表示名
- Address:メールアドレス
また、Microsoft Entra IDにて無効なアカウントは、CSVファイルにデータが出力されません。
UserItem列にて想定した内容が出力されない
UserItem列は、指定された属性名を基に、取得した値をそのまま出力しています。そのため、値の形式によっては想定した内容が出力されない可能性があります。