本記事は、AddressLook Online、AddressLook for Microsoft Teamsをご利用いただいているお客様が対象です。
事象
製品管理サイトの [AddressLook設定] で [個人の連絡先の表示を許可する] のチェックをオンにしたにもかかわらず、
AddressLookで [連絡先] アイコンをクリックするとエラーが表示され、OutlookやOutlook on the webに登録されている連絡先が表示されない場合があります。
原因
AddressLookで [連絡先] の情報を表示するためには、下記設定を実施頂く必要がございます。
エラーが発生している場合、どちらかの設定が不足している可能性がございます。
・Exchange サービス用アカウントの作成、設定
[連絡先]はExchange サービス用アカウントがMicrosoft 365へアクセスし、
連絡先の情報を取得することで表示されることから、
別途Exchangeサービス用アカウントの作成および製品管理サイトでの登録が必要です。
・Exchangeサーバーへの認証方式の設定、[Admin Consent]の実施
現在、Exchangeサーバーへの認証方式は、OAuth認証のみ使用可能です。
また、OAuth認証を使用するにあたり、お客様環境内にてAddressLookを使用できるよう
アクセス許可の実施が必要です。
対応方法
[連絡先]を使用するために必要な操作を下記に記載致しますので、
設定を実施くださいますようお願いいたします。
▢Exchange サービス用アカウントの作成、設定
・Exchange サービスアカウントの作成
下記ドキュメント項目を参照し、Exchangeサービスアカウントの作成および
権限の設定を実施ください。
◇クライアント導入設定ガイド
2.4 準備
・Exchangeサービスアカウントの設定
下記ドキュメント項目を参照し、Exchangeサービスアカウントの設定を実施ください。
◇クライアント導入設定ガイド
2.5 Exchange アカウント設定
▢Exchangeサーバーへの認証方式の設定、[Admin Consent]の実施
下記手順を参照し、認証方式の確認および設定を実施ください。
※製品管理サイト(Classic版)での設定を元に記載します。
1)製品管理サイト(https://portal.bbsonlineservices.net/)にアクセスします。
AddressLookの管理者アカウントでサインインを実施します。
Microsoft 365のグローバル管理者アカウントではサインインできませんのでご留意ください。
2)左ペインより[AddressLook]をクリックします。
3)AddressLookの管理画面が表示されます。
「Exchangeへの接続ユーザー設定」項目にて、
Exchangeへの認証方式が[OAuth認証]となっていることを確認します。
基本認証となっている場合は、ドロップダウンリストをクリックし、
OAuth認証へ変更をお願いします。
4)アクセス許可」項目横の[Admin Consent]をクリックします。
5)ポップアップ画面が表示されます。
Microsoft 365のグローバル管理者アカウントでサインインを実施ください。
6)[要求されているアクセス許可]画面が表示されます。[承諾]をクリックします。
7)設定が完了後、[ウィンドウを閉じてください]画面に遷移します。
そのままウィンドウを閉じます。