このたび、下記日程にてシステムメンテナンスを実施し、弊社IBLook（ブラウザ版）で使用しているサーバー証明書を更新する予定をしておりますので、ご案内いたします。
システムメンテナンス日時
2025年4月16日(水) 18時00分 ～ 20時00分（日本時間）
サービスへの影響
このたびのサーバー証明書の更新に伴いまして、お客様環境によっては、クライアントPCにてルート証明書の登録が必要となります。
システムメンテナンス日時以降、必要なルート証明書が登録されていないクライアントPCでは、IBLook（ブラウザ版）をご利用いただけなくなります。
※IBLook for Microsoft Teamsのご利用には影響ありません。
詳細は下記をご参照ください。
システムメンテナンスの内容
IBLook（ブラウザ版）で使用しているサーバー証明書を、サイバートラスト社のものからDigiCert社のものに変更します。
お客様への影響
サーバー証明書の発行元の変更に伴いまして、IBLook（ブラウザ版）を利用されているお客様のクライアントPCには、サーバー証明書の発行元であるDigiCert社のルート証明書の登録が必要となります。
※IBLook for Microsoft Teamsのお客様も、管理者設定画面としてIBLook（ブラウザ版）を開くため、対象となります。
このルート証明書はWindows PCには既定で登録されていますが、お客様の環境の管理ポリシーによっては、設定の変更や手動での登録が必要となる場合があります。
【例】
- 対象のルート証明書が削除されている
- Windowsの機能「ルート証明書の自動更新」が無効化されている
- ルート証明書へのアクセスがブロックされている
このルート証明書の登録に関して、クライアントPCにて当該のルート証明書が既に登録されている場合や、Windowsの機能「ルート証明書の自動更新」が有効である場合は、ご対応は不要です。
しかしながら、「ルート証明書の自動更新」が無効な場合や当該のルート証明書へのアクセスを遮断されている場合等は、ご対応が必要です。
ご対応の要否の確認方法
お客様の環境にてご対応が必要かどうかは、IBLook（ブラウザ版）を利用されているクライアントPCからDigiCert社が公開されている デモサイト にアクセスして、セキュリティの警告が表示されるかどうかで判断できます。
セキュリティの警告が表示されることなく下記のメッセージが書かれている画面が表示された場合は、対象のルート証明書が管理者のPCに登録済み、または「ルート証明書の自動更新」の機能で自動的に登録されたため、ご対応は不要です。
◆メッセージ
If your browser loads this page without warning, it trusts the DigiCert Global Root CA.
セキュリティの警告が表示された場合は、管理者のPCに対象のルート証明書が登録されておらず、自動的に登録もされないため、ご対応が必要です。
お客様でのご対応
お客様での運用に合わせて、「ルート証明書の自動更新」を有効にするか、対象のルート証明書を手動で登録してください。
手順はMicrosoft社やDigiCert社から公開されている以下の資料をご参照ください。
◆「ルート証明書の自動更新」を有効にする場合
・Windows 10 および Windows 11 オペレーティング システム コンポーネントから Microsoft サービスへの接続を管理する
1. ルート証明書の自動更新
◆ルート証明書を登録する場合
・ルート証明書のダウンロード
DigiCert Trusted Root Authority Certificates
- Other root certificates
[DigiCert Global Root CA] の欄にある [Download DER/CRT] をクリックすると、ダウンロードできます。
念のため、該当する行の右に表示されている[SHA1 Fingerprint]と[SHA256 Fingerprint]が下記と一致していることをご確認ください。
・SHA1 Fingerprint: A8:98:5D:3A:65:E5:E5:C4:B2:D7:D6:6D:40:C6:DD:2F:B1:9C:54:36
・SHA256 Fingerprint: 43:48:A0:E9:44:4C:78:CB:26:5E:05:8D:5E:89:44:B4:D8:4F:96:62:BD:26:DB:25:7F:89:34:A4:43:C7:01:61