LogLook+のMicrosoft 365利用状況ログの収集について、収集処理の仕様変更を行うことになりましたので、お知らせします。
この変更に伴い、Microsoft 365 利用状況ログの収集タイミングを指定のタイミングに変更することが可能となります。
背景
Microsoft 365 利用状況ログは、通常3-5営業日後に、利用状況のログが取得可能となっております。
ここ近年、API側で取得可能となったタイミングでは、一部データが欠落したり、不整合なデータがAPIから返されることを確認しております。
都度、サービス側でリカバリーを実施しておりましたが、テナント毎に発生ケースが異なることもあるため、定期的にサービス側で再取得を行うよう、収集処理の仕様変更を実施します。
ただし、Microsoft 365側の仕様により、日付指定のデータは28日以前のデータの取得を行うことができません。
このため、28日以上Microsoft 365 側で問題が修復されない場合は、当サービス側でも回復することが基本的に不可となりますので、予めご了承ください。
仕様変更内容
現状、Microsoft 365 APIから取得可能となったタイミングで複数回取得を実施し、データの確認を実施しております。
今回の変更で、APIからデータ取得するタイミングを以下から選択いただけます。
- 最短取得プラン(3-6日遅延)
既定の収集タイミングとなり、APIからデータ取得可能になったタイミングで収集するプランとなります。 - 遅延取得プラン(8-11日遅延)
データの一部欠落等を考慮して、取得可能になったタイミングから5日後に収集するプランとなります。
なお、遅延取得プランに変更された場合は、以下の制限がございます。
直近のデータが必要な場合は、サービス既定の最短取得プランをご選択ください。
- 利用状況レポートへの反映の遅延
- ログ連携オプションでのログ提供日の遅延
また、サービス側では最終版の取得として、20日経過後に再度ログの収集を実施して保持を行う変更を実施します。
ご要望がございましたら、別途追加で最終版データを提供させていただく調整を実施させていただくことも可能となります。
ただし、ログ連携のカスタマイズを実施されている場合など、構成によってはご利用いただけない場合がございます。
ご要望等ございましたら、担当営業若しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
対象のデータとレポート
利用状況ログの内、日付指定で取得可能な以下のデータが上記のプラン変更可能な対象となります。
レポートページ名 | レポートタブ名 | 対象ファイル名 |
Group |
Usage Mailbox Usage Files |
Office365GroupsActivityDetail |
Teams |
Usage UserActivity |
TeamsUserActivityUserDetail |
DeviceUsage | TeamsDeviceUsageUserDetail | |
Exchange | UserActivity | EmailActivityUserDetail |
OneDrive | Usage | OneDriveUsageAccountDetail |
UserActivity | OneDriveActivityUserDetail | |
SharePoint | Usage | SharePointSiteUsageDetail |
UserActivity | SharePointActivityUserDetail | |
Viva Engage | UserActivity | YammerActivityUserDetail |
DeviceUsage | YammerDeviceUsageUserDetail | |
License | User | Office365ActivationsUserDetail |