2023年12月リリースのAddressLook for Microsoft Teams / AddressLook Premium / ブラウザ版 AddressLook のアップデート情報をご案内いたします。
概要
AddressLook for Microsoft Teams・AddressLook Premium・ブラウザ版 AddressLookで以下の機能を追加しました。
AddressLook for Microsoft Teams・AddressLook Premiumで以下の機能を追加および修正しました。
AddressLook for Microsoft Teamsで以下の機能を追加しました。
AddressLook Premiumで以下の機能を追加しました。
【AddressLook 共通】
※管理画面の追加機能となります。ユーザーごとに設定することはできません。
アドレス一覧・連絡先の並び順の指定
アドレス一覧・連絡先の並び順を、下記から選択できるようになりました。
- 表示名:「表示名」の昇順でソートします。
- 姓・名(カナ):「フリガナ(姓)」「フリガナ(名)」の昇順でソートします。
※アドレスの「表示順」に、同じ値が設定されている場合に適用されます。
※並べ替えは文字コードの昇順で行っているため、漢字が登録されていると意図しない並びになる可能性があります。
【AddressLook for Microsoft Teams・AddressLook Premium 共通】
※アドレス表示件数・検索機能の利用については、管理画面の追加機能となります。
ユーザーごとに設定することはできません。
ツリーの表示幅変更機能
ツリーの表示幅をユーザー操作で変更できるようになりました。
項目の右端をつまんで調整することで、表示幅を自由に変更することができます。
ツリーの表示幅は、階層 / お気に入り / 連絡先画面で画面ごとに設定できます。
※AddressLook Premiumでは、通常表示時・ポップアウト表示時 共にツリー幅を変更することが可能です。
階層下のユーザーの全選択
ユーザー全選択時、階層下に所属するすべてのユーザーを選択できるようになりました。
従来は表示しているページのユーザーのみ選択していましたが、選択中の階層に所属するすべてのユーザーが選択可能になります。
例:「東京本社 - 第一営業部 - 2ページ目」を参照中に全選択する
- 従来:「東京本社 - 第一営業部 - 2ページ目」に表示されているすべてのユーザーが選択される
- 変更後:「東京本社 - 第一営業部」に所属するすべてのユーザーが選択される
アドレス情報表示件数の変更
1ページあたりのアドレス表示件数が設定できるようになりました。
従来は上限100件で固定でしたが、10-250件の間で設定が可能になります。
検索機能の非表示
検索機能の利用について設定できるようになりました。
非表示に設定すると、組織全体で検索機能が利用できなくなります。
【AddressLook for Microsoft Teams】
※Graph APIの利用については、管理画面の追加機能となります。
ユーザーごとに設定することはできません。
Graph APIを利用した連絡先・アイコン画像の取得
Microsoft Graph APIを利用して、連絡先・アイコン画像が取得できるようになりました。
従来通りEWSを利用することも可能ですが、Graph APIを利用すると、
サービスアカウントが不要であること、取得処理が高速化することから利便性の向上が見込まれます。
※Microsoft Graph APIを利用する場合、システム管理者によって初期設定を行う必要があります。
【AddressLook Premium】
※設定ボタン・ログイン / ログオフボタンの利用については、管理画面の追加機能となります。
ユーザーごとに設定することはできません。
設定ボタン・ログイン / ログオフボタンの非表示
設定ボタン・ログイン / ログオフボタンの利用について設定できるようになりました。
非表示に設定すると、組織全体で設定ボタン・ログイン / ログオフボタンが利用できなくなります。
共有メールボックスの対応
共有メールボックスでAddressLook Premiumがご利用頂けるようになりました。
共有メールボックスでAddressLook Premiumを利用するためには、マニフェストファイルの更新が必要です。更新の手順については後述の「手順:共有メールボックスの対応」をご参照ください。
ポップアウトでの表示の修正
Outlook・Outlook on the web(OWA)で拡大表示をした状態で、AddressLook Premiumのポップアウト表示を利用すると、お気に入り機能が正しく表示されない問題を修正しました。
更新日時
2023年12月6日18時からお客様テナントへの展開を開始し、2時間程度でメンテナンスが完了する見込みとなります。
「共有メールボックスの対応」を除き、お客様側でのご対応の必要はございません。メンテナンス完了後から、新機能をご利用頂けます。
手順:共有メールボックスの対応
共有メールボックスでAddressLook Premiumを利用するためには、以下の手順でマニフェストファイルを更新してください。
なお、マニフェストファイルの更新によるユーザーへの影響(一時的にAddressLook Premiumが利用できなくなる等)はございません。
【手順】
-
Microsoft 365 管理センターに Microsoft 365 のグローバル管理者アカウントでサインインします。
メニューから [設定] - [統合アプリ] を開き、画面下部に表示されている [AddressLook Premium] をクリックします。 - [処理] - [アドインの更新] をクリックします。
- [アプリのアップロード方法を選択] - [マニフェスト ファイルへのリンクを提供] を選択し、次のURLを入力して、[検証] ボタンをクリックします。
https://www.addresslook.net/app/AddressLookPremium.xml - [マニフェスト ファイルが検証されました] と表示されたことを確認して、[次] ボタンをクリックします。
- [承諾して更新] ボタンをクリックします。
- [更新済み]と表示されるまで待ち、[完了] ボタンをクリックします。
- Outlook on the webにサインインして共有メールボックスを開き、新規メール作成画面を開いて、AddressLook Premiumのアイコンが表示されることを確認します。
【ご注意】
- 上記の手順は、弊社で確認した際のMicrosoft 365管理センターの画面をもとに記載しており、お客様での画面は多少異なる場合があります。その場合は適宜読み替えてくださいますようお願いいたします。
- 手順 6. の後、手順 7. でアイコンが表示されるようになるまでに、最大72時間かかる場合があります。手順 7. でアイコンが表示されない場合は、数時間~数日程度お待ちになり、再度ご確認くださいますようお願いいたします。