■はじめに
AddressLook for Microsoft Teamsでは、Microsoft Teamsにて階層型アドレス帳を使用して、チャット、新しい会議、通話の宛先を選ぶことができます。
■階層型アドレス帳の登録
階層型アドレス帳を登録します。登録には組織階層情報メンテナンスツールを使用します。
※AddressLook Onlineで階層型アドレス帳を登録済みの場合は、その階層型アドレス帳を共通で利用できますので、改めて登録する必要はありません。
- 組織階層情報メンテナンスツールをダウンロードして展開し、Setup.exeを実行してインストールします。
- 組織階層情報メンテナンスツールを起動し、Onlineサービス事務局から連絡された、AddressLook for Microsoft Teamsの管理者アカウントでログインします。
※[サービスURL] は既定値のままとし、認証方式は [フォーム認証] を選択してください。 - [階層型アドレス帳] を右クリックして、[新規作成] をクリックします。
- 組織を登録します。
- 登録された組織をクリックした後、右ペイン(右側の枠)で右クリックして、[アドレス新規作成] をクリックします。
- アドレス情報を登録します。
※[電子メールアドレス] には、Microsoft Teamsにサインインするアカウント名(ユーザーID)を入力してください。 - 同様の手順で、組織とアドレス情報を登録します。
■初期設定1(アクセスの許可)
AddressLook for Microsoft Teamsの動作に必要なアクセス許可を設定します。
- 製品管理サイト ( https://portal.bbsonlineservices.net/ ) に、AddressLook for Microsoft Teamsの管理者アカウントでサインインします。
または、製品管理サイトのフェデレーション認証版( https://portal.bbsonlineservices.net/oauth/ )に、AddressLookの管理者権限を持つMicrosoft 365のアカウントでサインインします。 - [管理] をクリックし、[AddressLook] をクリックします。
- [お客様の設定] - [Microsoft Teamsの利用] - [Admin Consent] ボタンをクリックします。
開かれたウィンドウにMicrosoft 365のグローバル管理者のアカウントでサインインします。 - [承諾] ボタンをクリックします。
- 「ウィンドウを閉じてください」と表示されたら、[×]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
- 製品管理サイトは閉じずに、下の「初期設定2」へ進みます。
■初期設定2(シングルサインオンの有効化)
- 製品管理サイトにある [お客様の設定] - [AddressLook for Microsoft Teams をシングルサインオンで利用する] のチェックをオンにします。Microsoft Teamsのサインイン情報でAddressLook for Microsoft Teamsを使用でき、手動でのサインインが不要になります。
- [保存] ボタンをクリックします。
■アプリの追加
Microsoft TeamsにAddressLook for Microsoft Teamsアプリを追加します。アプリは利用者ごとに追加します。
- Microsoft Teamsの [アプリ] をクリックします。
- [AddressLook] で検索し、表示された [AddressLook] をクリックします。
- [追加] ボタンをクリックします。
■アプリの使用
AddressLook for Microsoft Teamsを開くと、登録した階層型アドレス帳が表示されます。組織をクリックしてアドレス情報を表示すると、プレゼンス情報も表示されます。
①アドレス情報をクリックして選択し、②チャットボタンをクリックすると、③選択したアドレス情報を相手としたチャット画面が開かれます。
■参考情報
その他にも機能を用意しています。
- 宛先を選択して新しい会議、ビデオ通話、音声通話
- 階層型アドレス帳の検索、お気に入り機能、Outlookと同じ連絡先の表示 など
詳しくは、各ドキュメントを参照してください。
■お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、よくあるご質問(FAQ)をご参照いただくか、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
以下はご質問の一例です。